一応ストアブログですが、ほぼ日常の雑記
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日本語をみがく小辞典

老眼鏡が手放せなくなってしまった今日この頃

以前は店で傍らに数冊は備えていた文庫本も

すっかりほこりを被ったままになっており

自省を込めてまた最近ぽつぽつと

仕事の合間に頁をめくるようにしています

面白いもので、フランス語の勉強と同様に

始めてみるとこれが存外習慣になるんですが

大事なのは本選びで、ボクの場合そもそも

あまり純文に興味がないというのもありますが

一応は(笑)仕事中、仕事の合間ですから

しばしば中断することを前提にする必要もあり

やはりエッセイや随筆、日記物、あるいは評論

中でも個人的に好きで本屋さんで見つけると

必ず手に取って、大概は買ってしまうのが辞書系

系と言うのは、辞書そのものではなく

辞書的な読み物で、意識して探してみると

意外と多岐にわたって存在するものなんですよね

以前この場でも紹介した英語の類語や表現辞典とか

文庫サイズで、検索するための「辞書」ではなく

読んで楽しめるような仕様になっているものです

今手元に置いているのはもうずいぶん前に買った

角川文庫の「日本語をみがく小辞典」

1つの語句につき、せいぜい2〜3ページくらいで

例えば「雨」のところですと、小糠雨や村雨に

時雨、五月雨などと言った関連語句の紹介から

古典文学や古歌などの引用、あるいは生活の中に

根付く言い回し例などを交えて語意や語源などが

洒脱な文章で紹介、解説されています

例えば「篠突く雨」なんて最近はあまり聞かなく

なりましたが、これは細かく密生した篠竹のように

隙間なく降る雨脚の様子を表現したものだったりと

 

拾い読みや飛ばし読みも全く問題ないですし

仕事の合間はもちろん通勤中や就寝前など

いつでも中断・再読できるところが吉

ただこの手のジャンルは一方で

手っ取り早くうんちくや常識ネタなどを

身に着けるためのハウツー的な薄っぺらい本も

点在するので、本選びは注意が必要で

著者の経歴や本屋さんでの下読みが必須

当然、三省堂とかジュンク堂など大型の書店に

行かないとまず見つからないのがネック

ネットで探すとなるとはじめから絞り込みが

ある程度必要ですし、そもそもやっぱり本屋さんで

お宝を見つけた感が楽しいんですよね

どなたかおススメがあればぜひ教えてください

 

つか、今日は昨日から一転、肌寒くなった上に

それこそ朝から小糠雨が・・・

月曜日だけに読書が進んでしまいそうで

困ったものです(苦笑

 

 



2022.10.24 Monday 10:52
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パスタのバイブル

パスタ作りにハマるきっかけともなったのが

小倉知己シェフの動画でしたが

その小倉シェフのパスタレシピ本が出ました

もちろん発売早々にポチった次第です

まあ、概ね既に動画で散々再生し倒して

何度も実践済のレシピが大半ではあるものの

改めてその中から、家族にも好評で且つ

自分の中でもきちんと体得&ブラッシュアップ

したいと思っていたレシピが本を読みなおすことで

きちんと整理できたのが吉

ただ、以前動画でも小倉シェフが

リクエストは多いんだけど時間がかかるので

中々動画ではやれないと言っていた

ボロネーゼのレシピ、これはそもそも大好きなだけに

本では一番楽しみにしていたんですが・・・

想像以上に手間がかかりそうな内容に

ちょっと心が折れてます(苦笑

ちなみに最近は、ジェノベーゼとかぺペロンとか

既に小倉さんの動画を参考に作っているものを

敢えて他のシェフの動画も観て、違いや共通点を

確認したりもしています

概ね基本的なことは共通しているんですが

たまに全然違う手順ややり方も見つけたりして

それはそれで面白いなあと

 

 

とりあえず喫緊の課題は既に何度もふれている

Jr爆食問題(笑)で早いトコ大きい鍋とフライパンを

入手しないといけないんですが、何気にもう1つ

これはパスタに限ったことではないんですが

親父とJrの好みが結構バラバラなんですよねえ

例えばジェノベーゼはJrが大好物なんですが

親父は微妙、でもってキノコのアーリオオーリオは

親父は大好きですがJrがキノコ嫌い・・・などなど

ったくめんどくせーと思いますが

まあ、好き嫌いに関してはボクもあまり

人の事は言えないんですけどね



2022.10.09 Sunday 11:30
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良書との出会い

仏語を学んでいて悩みごとの一つがテキスト選びです

幸い勉強を始めた際は、I先生が長年の知己でもある

山下先生の「基本から学ぶフランス語(語研)」という

素晴らしい文法書を下さったので(現在は廃版)

迷いなくスタートすることができました

また、同じくI先生よりその後に頂いた

教育社の「トレーニングペーパー」

我々世代には通称「トレぺ」でおなじみですが

こちらは1,000の単語を使った1,000の例文で覚える

シンプルな形式ですが、仏文から和訳、最終的には

和文から仏訳と、段階を踏んだ使い方ができるため

それこそもう10回位繰り返し、テキストはボロボロ

一方で、大型の書店やamazonなどでテキストを

物色しては購入したりもしているんですが

今一つだったり、難易度が高すぎて現状のレベルでは

太刀打ちできなくてお蔵入りするものもあったりと

あくまで自分にとって、という意味ですが

しっくりくる良書と出会うのは中々難しいものです

そんな中先日、やはりamazonを徘徊していて

正直半信半疑、と言うかあまり期待せずにポチった

1冊が、久しぶりに当たりでした

表紙からして何となく今どきの、書店にいかにも

並びそうなライトな装丁で不安もあったこの

「フランス語作文ラボ」というテキスト

それでも出版元が仏語では全面の信頼を寄せる

白水社だったのと、著者がフランス人学者で且つ

お茶の水大学で教鞭をとる、日本語に精通した

学者の方だったことで購入を決めた次第

1つの課ごとに、4つの日本語例文を仏訳して

最後に復習を兼ねた実践問題を3つ作成する形式で

秀逸なのは、まず、×あるいは△の例文を掲示し

どこがダメなのかを解説、また当然仏訳ですから

正解は1つではないわけで、〇や◎の正解例も

どんな場面、あるいはニュアンスだったら

どちらがより良いかを丁寧に解説しています

例えば「思う」という課でしたら

penserは確実な情報など客観的判断を伴う場合

croireは噂や推量など主観的な場合

さらに、より判断や評価の要素が強い場合は

trouverやestimer、さらにその場合でも

trouverは日常会話でよく使い、estimerになると

格調が高くなり文章などで使う、等々

語学をやっていると仏語に限らず

前述の「思う」もそうですが、辞書では同じような

意味の単語や動詞がいくつも出てきて

その使い分けがよくわからないってあると思います

もちろん中辞典以上であれば例文を読み込むことで

ある程度判断は出来る場合もありますが

過去にそのもやもやを解消しようと類語辞典を

購入したりもしたんですが、どうもピンとこない

このテキストはその点、ニュアンスの違いを

実に分かりやすく解説してあり、また同時に

課のテーマとなる言葉以外の、例文の他の表現

とりわけ仏語では最もやっかいな時制の使い分け

なども、文法的な解説が丁寧にされています

これまで仏語の所謂「会話」的な部分には

注力することはありませんでしたが

それはそもそも、目的が会話ではなかった事と

その視点でテキストを探すと

旅行などを目的にしたような薄っぺらいもの

ばかりだったと言うのもありますが

このテキストは会話的なケースにも使える

身近で頻度が高く、且つ様々なケースで

使い分ける必要のある語句を選んでおり

その意味でも非常に役に立つ1冊と言えそうです

そもそも、やっていて面白いし、楽しいと

必然的にまた意欲もわくし、勉強量も

自ずと増えるというのがなにより

語学に限った話ではないかもしれませんが

良書との出会いの大切さを改めて感じました

 



2021.09.25 Saturday 11:14
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悩ましい国語辞典

久しぶりにおススメ本の紹介です

近年、文庫本サイズの辞書を散見しますが

「辞書」といっても単に中辞典を文庫版に

リサイズしたものではなく、一定のテーマに

基づいて、コラム形式で各々の言葉を

紹介するといったスタイルのものが多く

表題の「悩ましい国語辞典」もそんな一冊です

辞書編集者の筆者が、本来の意味とは異なる

所謂「誤用」されている言葉を中心に紹介

語源や誤用の割合と推察されるその要因など

丁寧に解説されています

 

いくつか例を挙げると、最近流行りの

クイズ番組などにもよく登場する「姑息」

本来の意味は「一時しのぎ」ですが

これを「卑怯」というふうに間違って使う人の

割合が70%近いという調査もあるそうです

あるいはこれもよくとりあげられる「失笑」

本来の意味は、思わず吹き出して笑う事ですが

笑いも出ないくらいあきれるといった

間違った使い方をする方が60%以上だとか

個人的に誤用していたのが「敷居が高い」で

これは本来、不義理や面目ないことがあった

相手に会いづらくなることの意だそうで

「あの店は高級すぎて敷居が高い」などといった

ハードルが高い的な使い方は誤用でした

 

ともあれこの本、なるほど間違っていたなあと

気付かされる言葉の多い事や、その本来の意味、

語源などを正しく知ることができるだけでなく

この手の書物にありがちな、ややもすると

上から目線の啓蒙スタンスで大衆の愚を

戒めるといったものではなく

言葉は生き物であるということを実証的に

解説し、あるときは寛容に誤用を受け入れ

また時には厳しく、あるいは嘆き

なかなかに軽妙で読み易いエッセイ調の1冊

 

 

なぜかリンクが貼れなかったので・・・

悩ましい国語辞典 神永暁著

角川ソフィア文庫 1,080円

 

ほぼ同じ時期に購入した「日本語をみがく小事典」

こちらはまだ未読ですが、機会があればまた

ご紹介したいと思ってます

 

 

 

 

 

 

 



2020.06.27 Saturday 09:38
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私の外国語学習法@ちくま学芸文庫

先だって、喉の炎症で丸二日間寝込んでいた際に

ちょうどいい機会と、未読で積んであった

いくつかの本を引っ張り出して読み漁った中の一冊

ハンガリー人のpolyglotロンブ・カトー女史の著で

かねてより語学学習者必読の書と名高いこちら

と言っても、所謂語学習得における奥義的なことを

期待するとちょっと肩透かしを食らうんですが

それでも、エッセイ・読み物としてはもちろん

語学学習をする上で、参考になることが

随所にちりばめられています

1970年に執筆されているため、当然のことながら

現在のような語学学習における情報機器・ツールなど

無縁の時代ということを割り引いても

学習の基本は辞書と読書であると言う事を

説得力のある叙述によって力強く後押ししてくれました

できるだけ文章を読み、辞書を引きコンテクストの中で

単語の意味を覚えるって、まあ分かっていても

中々シンドイことではありますが・・・

自身のフランス語はもちろんですが

中学に入ったJrの英語をずっと教えている中でも

このことは切実に感じるんですよね

語学習得に効率性や早道ってのを期待しても

ダメだってことを再認識させられた次第です(苦笑

 

 

 

 

 



2019.10.27 Sunday 10:34
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横山浩展@吉祥寺

青森は五所川原が生んだ、そして我が千歳烏山が誇る

孤高の酔いどれ画伯(笑)横山さんがいよいよ

個展を開催することになりました

もっちゃん以来の呑み友でもある横山さん

現在は町鳶集団「鳶直」の社長ではありますが

かつては銀座の画廊をパトロンに付け

NYはSoHoでも個展を開いたこともあるんです

以前何件か一緒に呑み歩いた後で事務所の2階にある

横山さんの隠れ家兼アトリエで呑みなおした際に

いつかまた個展やりたいんだよねーと言っておられましたが

念願かなっての開催となります

開催が決まってからは、忙しい現場仕事の合間を縫って

作品を描いてたようですが、山ちゃんで聞くと

「いやぁ、絵の神様が降りて来ねーんだわ・・・」

なんて、よくぼやいてましたよ(笑)

現在お店にも、新作を使用したポストカードによる

個展のご案内を置いてます

 

ちなみに当店にも飾ってある「NYの消火栓」と言う作品も出品予定

作品の数が足りなかったら個展の間持ってっていいかな?

なんて言ってましたが、案の定先日その要請が(笑)

いやいや、数合わせじゃなく、これは思い出の作品ですから

ぜひ今回の展示には加えてくださいよと

 

■横山 浩展

開催場所 ART SPACE KICHIJOUJI

     三鷹市下連雀1-17-4 GRATO井の頭公園B1F

     (0422)77-3841

開催期間 6月16日(土)〜24日(日) ※19日(火)はお休み

 

場所はちょうどジブリ美術館の向かいあたりですので

吉祥寺方面にお出かけの際にでもぜひ

山ちゃんの呑み仲間連中は、いせやの宴会目的で週末に

出かけるようですが、こちらはお店の定休日になる20日にでも

お邪魔しようと思ってます



2018.06.09 Saturday 09:12
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フランス人が好きな3種の軽い煮込み

定休日の献立がだんだんとマンネリ化してきたことに加え

親父が、醤油・味醂・砂糖・酒の和風煮込みの味付けが

あんまり好きではないようで、もう少しレパートリーを

増やしていかないと厳しいなあと感じていた矢先に

経堂コルティ内の三省堂書店で見かけたのがこの本でした

「フランス料理」なんて考えるといかにも敷居が高そうで

これまではついつい敬遠していたんですが

タイトルと写真の美しさに惹かれて手に取ったところ

とっても美味しそうで且つ、親父やJr好みのものが多い上に

食材や調味料も普通に自宅にある、もしくは入手できるものばかり

でもって、なによりもベースをおさえてしまえば意外と簡単そう

 

・肉や魚介にしっかりと下味を付けて旨みを閉じ込める

・そのお鍋で香味野菜を炒め、野菜の甘みを引き出す

・肉と野菜の旨みがついたお鍋でワインを煮詰める

・炒めた肉や魚介、野菜を戻して味を調調え軽く煮込む

 

3種ってのはソテー・フリカッセ・スープのことで

要はフランスと言うよりは、欧風の素朴な家庭料理

最近は親父の好みもあって、トマトソース系の煮込みや

コンソメ系のロールキャベツ、ポトフなど作るので

この本をきっかけに、いくつか定番を増やせればいいなと

ちょっと気になるのは、作った料理に合わせる酒

やっぱりキンミヤお茶割りやホッピーじゃあちょっとなあ

ワインは最近あまり呑まないからストックがほぼ無い・・・

 

 

 

 

 



2018.01.27 Saturday 10:52
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激安食品の落とし穴
評価:
山本 謙治
KADOKAWA/角川学芸出版
¥ 1,512
(2015-10-24)

おなじみ、やまけんこと山本謙治さんの新刊、と言っても
発売は昨年10月末でしたが、リストに放り込んだまま失念して
年末を迎えてしまい、先だってようやく別の本の購入に際して
一緒にAmazonで入手した次第です
やまけんさんのBlogの読者、あるいは前作「日本の食は安すぎる」を
お読みになった方にはある程度周知のようにこの本は
決してただ安い食品をdisるものでもなければ
こだわったいい食材を使えと言ってるわけでもなく
「激安」な食品は決して安いわけではなく価格相応の粗悪な食材が
使われていたり、それを補うための驚くべき手法があったり
あるいは流通のプロセスにカラクリがあったりするということ
そして、常にやまけんさんが主張しているように
こうした実態を知らずに、「激安食品」の価格が消費者にとって
一般的な食品のスタンダードになってしまい
まっとうな商品を「高い」と感じてしまうことへの懸念
さらにはなんといっても、こうした風潮は回りまわって
結局消費者に跳ね返ってくると言う事なんだと思います
本書では消費者にとって馴染みの日配品である豆腐や納豆
ハンバーガーや弁当などを題材に、原価やコストを計算し
適正な価格と実態を比較したり、前述の「裏事情」を解説
非常に興味深い内容になっています
農産物であるコーヒーを扱う者としてはもちろんですが
個人的に、特にここ数年少し料理をするようになってからは
真っ当で誠実に作られた食品を、作り手もきちんと幸せになれる
適正な価格で買うことが、最終的には消費者にとっても
幸せなことであるという著者の考え方には大いに共感しますし
一方で、例えばPB商品に代表されるように
過剰に消費者目線を訴えて生産者や作り手に無理強いをする
大手流通やそれに追随するマスコミには辟易としている方は
ぜひご一読されてはと思います




 


2016.01.29 Friday 11:48
オススメ本 comments(0)
SALEは本日まで
区議会選挙の本日も良いお天気になりました
昨日も沢山のお客様にご来店いただきありがとうございました
旧店舗、と言うよりは本当に開店時からのお客様にも
何人かご来店頂き、「もう9年も経ったの!」「来年は10周年ね」と

でもって、昨日は会社勤め時代の先輩にして戦友のnebbioloさんから
お祝いのワインをお送り頂きました
ワイン商社にお勤めのnebbioloさんのセレクトは
カリフォルニアワイン好きのボクのために
自社看板商品とのことで、CALERAのピノ、いや〜ウレシイです
最近は焼酎、つかキンミヤばっかしだったんで(苦笑)
こういう良いワイン呑むのは久しぶりなんですよ
そして夕方にはいつもお世話になっているsolasanから
自家製のアンチョビを!なんという絶好のタイミング
がしかし、漬けたばかりなので1ヶ月位おいたほうがいいとのこと(涙)
どっちもそんなにオアズケくらってはいられないです、多分ww

そんなわけでSALEのほうは本日までになります
散策には絶好の陽気ですし、投票がてらでもぜひお越しください

 


2015.04.26 Sunday 10:44
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ミレニアム1読了
昨夜、とりあえずミレニアム1(上下)読了しました
先日のエントリでもふれたように、たまたまボクは知らなかったけど
刊行当時かなり話題にもなったそうですし、映画化もされた作品
まあ、既に読まれた方も多いんだとは思いますけれど
で、先日「すっげー面白い」と言ったんですが
TVが壊れていて、読書欲がかきたてられていた事を抜きにしても
一気に読み終えてしまったことは事実なんですが
正直、ページをめくる指がとまらなかったのは上巻まで
下巻、特に物語の発端となった大企業のスキャンダルを追い詰める
終焉にかけての部分は、やや拙速と言うか筆が粗くなった感がありました
リスベットの働きが超人的すぎて、リアリティに欠け
なんと言うか、アメリカ映画にありがちな
無理やりハッピーエンド臭が漂ったのも事実です
いや、実際この作品はハリウッド映画にもなってるんですけども
と、ちょっと辛口なことを言いましたが、それでも推理小説としては
久しぶりに面白く、一気に読んでしまったことも事実
でもって、昨日の定休日また、たまたま夕飯の買物に出かけた
祖師谷の商店街の古本屋さんでミレニアム2の上下巻を見つけて
早速買い込んでしまったんですけどね(笑)
こういうシリーズもので、続編が面白かった経験はあまり無いですが
いまだTV復旧の目処もたっていないので
多分シリーズ3まで読んでしまいそうな予感




 


2015.02.25 Wednesday 12:02
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