一応ストアブログですが、ほぼ日常の雑記
ときどきコーヒーのことなど
Calendar
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>
NewEntry
Profile
Category
Archives
Comment
Search
Link

Favorite
ハチはなぜ大量死したのか 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45) Edward Hopper: Forty Masterworks (Schirmer's Visual Library)
Mobile
qrcode
<< 世田谷線ポタリング main 老後の趣味 >>
激安食品の落とし穴
評価:
山本 謙治
KADOKAWA/角川学芸出版
¥ 1,512
(2015-10-24)

おなじみ、やまけんこと山本謙治さんの新刊、と言っても
発売は昨年10月末でしたが、リストに放り込んだまま失念して
年末を迎えてしまい、先だってようやく別の本の購入に際して
一緒にAmazonで入手した次第です
やまけんさんのBlogの読者、あるいは前作「日本の食は安すぎる」を
お読みになった方にはある程度周知のようにこの本は
決してただ安い食品をdisるものでもなければ
こだわったいい食材を使えと言ってるわけでもなく
「激安」な食品は決して安いわけではなく価格相応の粗悪な食材が
使われていたり、それを補うための驚くべき手法があったり
あるいは流通のプロセスにカラクリがあったりするということ
そして、常にやまけんさんが主張しているように
こうした実態を知らずに、「激安食品」の価格が消費者にとって
一般的な食品のスタンダードになってしまい
まっとうな商品を「高い」と感じてしまうことへの懸念
さらにはなんといっても、こうした風潮は回りまわって
結局消費者に跳ね返ってくると言う事なんだと思います
本書では消費者にとって馴染みの日配品である豆腐や納豆
ハンバーガーや弁当などを題材に、原価やコストを計算し
適正な価格と実態を比較したり、前述の「裏事情」を解説
非常に興味深い内容になっています
農産物であるコーヒーを扱う者としてはもちろんですが
個人的に、特にここ数年少し料理をするようになってからは
真っ当で誠実に作られた食品を、作り手もきちんと幸せになれる
適正な価格で買うことが、最終的には消費者にとっても
幸せなことであるという著者の考え方には大いに共感しますし
一方で、例えばPB商品に代表されるように
過剰に消費者目線を訴えて生産者や作り手に無理強いをする
大手流通やそれに追随するマスコミには辟易としている方は
ぜひご一読されてはと思います




 


2016.01.29 Friday 11:48
オススメ本 comments(0)
comment




/PAGES