一応ストアブログですが、ほぼ日常の雑記
ときどきコーヒーのことなど
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55年間ありがとうございました

上祖師谷で長きにわたり地域の子供達の健康を

守り続けてくださった井手小児科医院の井手先生が

先だってお亡くなりになりました

月曜に山ちゃんからその訃報を聞き、本当にショックでした

 

Jrはもちろんのこと、ボクや弟も子供の頃に

大変お世話になった井手先生

最新鋭の医療機器とコンピュータに囲まれた

今時分のクリニックとはおよそ対極の、と言うよりは

待合から診療室の調度品、ベッドや体重計

壁にかけられた離乳食のサンプルに至るまで

ボクはお世話になった50年前の当時から

時がとまったかのような医院でしたが

先生の「どうしたかな」と言う物静かな語り口も

子供の体の負担を考え、極力弱めで少量の薬を調合する方針も

その代わり、容態が変わったら深夜でも休日でも遠慮なく

電話しておいでと仰ってくださるその優しさも

外観同様にまったく昔と変わらぬままでした

実際、高熱が出たときは夜中でも早朝でも

診療室を暖めて出迎えてくださり診て頂いたという

経験をもつ親御さんも沢山いらっしゃいました

また、弟は小学校に入学したばかりの頃に

ある大病を患い、半年以上入院した経験がありますが

病状に気付いてすぐに大学病院で診てもらうよう

紹介状を書いて下さったのも先生でしたし

山ちゃんも子供の頃に風邪で診てもらった際

連れてきた親父さんの「自分も熱が引かない」の一言から

破傷風を見抜いて直ぐに病院の手配をして下さったお陰で

一命を取りとめた経験もあるんだそうです

また、子供の嫌う注射も実に上手で

Jrの気を旨くそらしながら、あっという間に終わらせる

そのテクニックには感服したと言う話を以前家人にしたら

曰く、Jrがもっと小さい頃には、奥様がおもちゃを持って登場

先生の傍らで関心をそらし、すかさず先生が注射すると言う

ご夫婦の微笑ましくも見事な連携プレーの

エピソードを話してくれました

晩年はご自身も大病を患われて、何度か休診されてましたが

再開されてJrを連れて行き、ご様子をお尋ねすると

「いやぁ、ボクが歳だからもう死んじゃったと思われてるのか

 患者さん減っちゃってね(笑)、皆に言っておいてよー」

なんてぼやかれていた井手先生

90歳を超えてなお、医院での診療はもちろんのこと

地域や学校の医療相談などにも積極的に関わっておられました

山ちゃんから聞いて昨日すぐに、会社を早退した家人やJrと

弔問にお邪魔させて頂いたんですが、お身内の方のお話では

お亡くなりになる数日前まで診療に立たれていたとお聞きして

本当に胸が詰まる思いがしました

 

先生、長い間親子共々お世話になりました

本当に、本当にありがとうございました

 



2018.05.23 Wednesday 09:27
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