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迷走する英語教育 雑感

2021年度入試より、センター試験の英語が

民間による外部試験(TOEIC・英検など)に

置き換わると言う流れについては

拙Blogでもふれたように、英語教育に関わる

多くの学者・現場の教師などが反対している中

文科省と一部の御用学者、外部試験を運営する

利害関係者の手によって粛々と進められています

先日Yahooニュースで、中止を求める国会嘆願署名に

ついての記事を読みました

既に多くの識者から指摘がある通り

センター入試を廃止する根拠があまりにも不透明

且つ、代替の外部試験の妥当性も低いにも関わらず

はじめから導入ありきで、しっかりとした議論も

検証もなされていないというのが実態です

大体において、民間でテストを運営する側が

同時にその入試対策も行うなどとなれば

利権の温床、受験者の地理的・経済的不平等

試験内容の平準化の不整合や採点の不平等

高校までの教育課程・方針との不整合などなど

いくらでも問題が思い浮かぶわけで・・・

導入賛成派はことあるごとにスピーキング

オーラルコミュニケーションの必要性を説きますが

結局のところ、平田オリザさんが仰るように

今の日本の英語教育が目指すものは

「ユニクロのシンガポール支店長を育てる」教育で

非英語圏からの移民を雇用するアメリカの経営者が

従業員に円滑に業務をさせるために作られた

TOEICのようなものを大学入試に導入するなど

まさしく、経済界にとって都合の良い人材育成の

片棒を担ぐような愚策だと個人的にも思います

内田樹さんが指摘するように

当世、グローバルコミュニケーションなどと言って

オーラル=会話力偏重で読解力を軽視する風潮は

文法も読解力も不要、文化や古典など学ぶ必要無し

会話が出来て命令(労働)が円滑に進めば良いという

植民地の言語教育そのものだと

語学を学ぶことの本来の意義、魅力、目的は

益々蔑ろにされていくのだろうと言う危機感は

中1になったJrに4月から英語を教えていても

あるいはこの1年間、仏語を学んでいても

ひしひしと感ずるところがあります

前述の内田樹さんが、とある講演の中で

全ての教育実践は子供の知性的な

感性的な成熟を支援するためにあり

それを資するかどうかだけを基準にして

教育実践の適否は判断されるべきであり

これだけは教育者として絶対に譲れないと

言っていますが、まさしくその通りだと思います

 

2021年度と言うことは2020年実施ですから

もうこの流れを止めることは非常に難しいのかも

しれませんが、良識ある教育者の方々を中心に

子供を持つ親としても出来る限り声を上げて

異を唱えて行きたいと思います

 

 

 

 

 

 

 



2019.06.10 Monday 11:33
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