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悩ましい国語辞典

久しぶりにおススメ本の紹介です

近年、文庫本サイズの辞書を散見しますが

「辞書」といっても単に中辞典を文庫版に

リサイズしたものではなく、一定のテーマに

基づいて、コラム形式で各々の言葉を

紹介するといったスタイルのものが多く

表題の「悩ましい国語辞典」もそんな一冊です

辞書編集者の筆者が、本来の意味とは異なる

所謂「誤用」されている言葉を中心に紹介

語源や誤用の割合と推察されるその要因など

丁寧に解説されています

 

いくつか例を挙げると、最近流行りの

クイズ番組などにもよく登場する「姑息」

本来の意味は「一時しのぎ」ですが

これを「卑怯」というふうに間違って使う人の

割合が70%近いという調査もあるそうです

あるいはこれもよくとりあげられる「失笑」

本来の意味は、思わず吹き出して笑う事ですが

笑いも出ないくらいあきれるといった

間違った使い方をする方が60%以上だとか

個人的に誤用していたのが「敷居が高い」で

これは本来、不義理や面目ないことがあった

相手に会いづらくなることの意だそうで

「あの店は高級すぎて敷居が高い」などといった

ハードルが高い的な使い方は誤用でした

 

ともあれこの本、なるほど間違っていたなあと

気付かされる言葉の多い事や、その本来の意味、

語源などを正しく知ることができるだけでなく

この手の書物にありがちな、ややもすると

上から目線の啓蒙スタンスで大衆の愚を

戒めるといったものではなく

言葉は生き物であるということを実証的に

解説し、あるときは寛容に誤用を受け入れ

また時には厳しく、あるいは嘆き

なかなかに軽妙で読み易いエッセイ調の1冊

 

 

なぜかリンクが貼れなかったので・・・

悩ましい国語辞典 神永暁著

角川ソフィア文庫 1,080円

 

ほぼ同じ時期に購入した「日本語をみがく小事典」

こちらはまだ未読ですが、機会があればまた

ご紹介したいと思ってます

 

 

 

 

 

 

 



2020.06.27 Saturday 09:38
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